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20121005

久しぶりに更新。

5月に仕事を辞めて、とりあえず休養中。
精神的に参ってしまったし、これまでのやり方では、これからの人生は通用しないかもな、
と考えるので、いろいろ見直したり、休んだり、たまに落ち込んだり。

そういう内的作業はひとりで取り組むのは難しいなと思っていたところ、
就職支援の一環で、カウンセリングや自己啓発プログラムを受けられる場所を知り、
週に何度か通っている。

通っていると言っても、ただ世間話で盛り上がってるだけのことも多いけど…。
ま、ちゃんと学びもありで。



今日、そこで話した二十歳過ぎの男の子が、相手を見て詩を作るという。
あんまり話したことがなかったけど、マンガ「バクマン。」のにーづまエイジのようなひとで、
占いのような、相手を見抜くような不思議な詩を作っていた。
言葉遣いはかなり乱暴なロック。


ほとんど面識のない私でも作れるの?と訊いたら、できるというので頼んでみた。
5分くらいで作ってしまうんだけど、ちゃんとタイトルがついていて、なんと

 ロンリーハート

と書いてあり、一同爆笑。
私はロンリーハートに見えるそうで、すごく見抜かれている気分。


私より先にターゲットになった男の人は、5作品くらいの連打を浴びて、すごく楽しそうにしていた。
狼みたいだからウルフだと書かれて、悪い気はしなかったらしい。
ふたりで「才能あるね!」と褒めたら、「向こうでは全然受けなかった」と、
もう1か所ある関連スペースのことを話した。(私は行ったことないんだけど)


とにかく書くのが早くて、せっかく書いたのに「ボツ」と捨ててしまうので、
その度に「持って帰りたいのに」と言いつつ、今度は私が書いてみることになった。
相手は狼のウルフ。
難しい。
適当に思いついたことを書いた。
それを見たにーづま先生の言葉。



 「言葉はとてもきれい。
  でも、心より先に言葉が飛んで行ってしまっている。
  心が置き去り。
  心と言葉は追いかけっこしてないとだめ。
  本当の気持ちが書かれてない。
  でも、悪くはない」



すごい指摘で、本当に驚いた。
今まで、自分の書いた物を見て感じていたことを、こんなに的確に言われるとは。

狼のウルフは逆に、私のことを書こうとしていたものの、全然できない、と3行でギブアップした。
その3行を見て、にーづま先生。



 「詩を書く人はさみしい人。
  さみしいから書く。
  だから、詩に「さみしい」と書いてしまうのはだめ」



本とか読むの?歌とかよく聴くの?とにーづま先生に訊いた。
どっちもほとんどしないそうだ。
多分彼はトータル10作品くらい作って、疲れたあ!と言ってお開きになった。

 
にーづま先生は、おそらく詩の言葉以上のものを私から見抜いているんだろうけど、
そこはなぜかすごく上手に伏せられていた。
優しさなのか、からかいなのか、挑戦なのか、次のお楽しみなのか。
by chihiroving | 2012-10-05 23:14 | きまぐれにっき